2030年の人間に求められるスキルを、今そだてよう

こんにちは。
Twitterのつぶやきをnoteで解説してます、ふぁみりあすのあゆみんです。

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2023年になってから、にわかに世間を賑わせているワードがあります。ご存知ですか、 チャットGPT?
これ、ヒトの質問にクオリティの高い回答をしてくれるチャットサービスなんですよね。 AIを使ったチャットサービスなんですけど、 何がすごいって、たった2ヶ月で世界のユーザー数が1億人を突破したんですよ。LINEが19ヶ月、TikTokでさえ9ヶ月かかった1億人の壁をわずか2ヶ月!
チャットGPTは今後もっと進化するし、 もっと人々が簡単に使えるようになっていきます。そうなったら、知識ではもう絶対、人間はAIにかなわない。
私も時々、チャットGPTってを仕事で使うんですね。質問すると、ものの1、2分で1000字くらいの文章を書いてくれるんです。今までウンウンうなりながら考えたり調べたりしていた時間が、20分の1くらいの時間でね、まあまあな精度の必要な情報を出してくれます。だから、便利に使ってます。
国内の大学では、上智大が使用禁止、東大は利用に関する注意喚起を行なうなど、批判的なスタンスを取る潮流が出ています。一方で、海外では一度は禁止の方向に動いたものの、共存に舵を取った国が増えて来ていますね。学生の論文が自力で作成されたものかどうかの判断ができないというのが禁止の主だった理由ですが、それよりもAIを活用することでより有用な内容にすることを重視した結果だと言われています。
この流れは、大学のみならず初等・中等教育機関にも広がっていくでしょう。GIGAスクール構想どころの話ではありません。2020年度に大騒動を引き起こした教育改革をも凌ぐパワーで、学校教育を根本から変える可能性を秘めている。それがチャットGPTの台頭です。

ただ、どんなに精度が高くなっても、感情や、質問の背景を慮って回答するといった、洞察力や課題発見スキルはまだまだ弱いのが現状。 これは、当分の間は人間を超えることはないだろうと思いますけどね。
知識のアウトプットはAIが担う。 そうなってくると、じゃあ人間はどう生きるかっていう話になっていきますよね。

産業革命で人間は労働から解放され、AI革命で知識の蓄積からも解放された。となると、人間に残されるものは何か。
それは、人間は人間らしく生きることにフォーカスするってことだろうって私は思っています。私はよく、縄文時代に人々は向かっているって言うんですけど、ようするに、人間が生きるっていう根本の部分に向き合う時代になったんじゃないかなって思うんです。
そうなってくるとね、やっぱり人の心、自分の気持ちとか相手の気持ちとか、 優しさ、それからぬくもりとか、そういうものが一番、人に求められるようになってくると思うんですよね。 

じゃあそれって、社会に出たら、大人になったら、 突然人の心がわかって優しい人になれるかって言ったら、絶対そんなことはありえない。
 幼少期の関わりが、とても大切な土台になってくるわけですよ。じゃあ、それはどこで育まれるのかって言ったら、社会のいちばん小さな単位である家庭の中で育まれていくわけですよね。 
家庭の中で日々繰り返される対話が、血の通った温かいものかっていうことが、 これから本当に大事になってきます。 だから、家庭の中でね、日常の生活の中にある人間らしい感情の揺らぎだとか、表出、時にはもちろん浮き沈みがあったりだとかっていうのも含めたやりとりができるか。怒りや悲しみも、ある意味血が通っているからこそ出てくるものですよね。だから、優しさや喜びだけでなくて、いろんな感情があって、 それをお互いに出し合いながら、関係性を深めていく、絆を強めていくっていうやりとりを、 家庭でどれだけできるかなんですよ。
これからの時代に、対話は子どもだけじゃないね、大人ももちろん必要になってきます、とっても大事になってくる。だから、今日からでもいい、家庭で、お子さんと、それからパートナーとも、家族の中で対話をする。実践してみてください。

ドラえもんの世界は夢の世界だと思ってたのに、翻訳こんにゃくもテレビ電話も現実になっちゃった。このまま人類が加速度的に進化するとどうなってしまうのだろうと、時々SFの世界が現実化したようすを妄想しています。
AIとの共存は人間をより豊かにすると信じて、明るい未来を子どもたちに届けていきましょう。

それでは、また明日!
皆さん良い1日をお過ごしください。じゃあね、バイバーイ!!